昭和2年誕生の超ロングセラー!新宿中村屋『純印度式カリー』
インドカレーが大好きなのでインドではよく食べますが、よく考えたら日本ではあまりインドカレーを食べたことがないなと思ったので、今回は約1年半ぶりの日本帰国を機に日本のインドカレーを食べてみることにしました!
...とは言えどこに行ったらいいのか全然わからなかったので、インドカレーのおすすめレストランを色々と検索、数あるインドカレー屋さんの中から今回は東京新宿にある『新宿中村屋-Manna-』に行くことに決めました。
新宿中村屋は老舗の名店のようでレストランの情報がたくさん出てきましたが、他にも色々とオススメのインドカレー屋さんもある中でこちらのお店を選んだ決め手は、昭和2年から提供されているインドカレーがあるということです!
なんとなんと!昭和2年ということは約100年も前から、ここ日本で印度カレーが提供されていたなんて!そして100年もの間ずっと愛され続けてきたなんて!
今回はそんなロマンチックなインドカレーをご紹介させていただきます^ ^
新宿中村屋-Manna- の店内
広々としていて落ち着きのある店内はほんのり高級感があって、日本のレストランが久しぶりだったということもあってなのかドキドキしてしまいました笑
店内には純印度式カリー誕生秘話や当時のメディア記事などが展示されていて、新宿中村屋の歴史に触れることができます。
昭和2年、発売当初の純印度式カリーセットはなんと1円!
昭和2年当時、カレーセットの1円が高級だったのかリーズナブルだったのか全然わかりませんが、ライスとカレー、フルーツにコーヒーまでセットになって1円だなんて、歴史を感じます。
昭和2年誕生『純印度式カリー』
今回はお目当ての純印度式カリーにサラダ&ドリンクセットをオーダーしました。サラダは2種類から選択可能、ドリンクは色々と種類がありましたが、私はインドのチャイ(ミルクティー)を選択しました。
インドではチャイはほぼほぼホットで飲むものですが、アイスティーというのに日本らしさがプラスされているなと思いました。が、味はインド!ものすごくインド風味のチャイですごく美味しかったです。
メインの純印度式カリー、本場のインドカレーとは全然違ってホテルランチで出てきそうななんとも美しいカレー、そして美しい薬味がなんと6種類もセットになって登場しました。見た目からはインドカレーっぽさは全然ない笑
カレーは日本でどれくらいインド感があるカレーを提供しているんだろうとワクワクしていましたが、こちらのカレーはかなり日本人の口に合うようにアレンジがされているカレーだなと思いました!インドカレー独特の強めのスパイス感は全然なく、マイルドで深みのあるカレーでした。インドカレーというよりは「久しぶりに食べた美味しい日本カレー!」という感じですごく美味しかったです。
純印度式カリーは骨付きチキンカレーですが、お肉もとても柔らかくて骨が付いていてもすごく食べやすかったです!
牛肉カレー『ベンゴールカリー』
インドは宗教的に牛肉を食さない方が多く普通のレストランでは牛肉のカレーが提供されていることはほぼないので、牛肉のカレー『ベンゴールカリー』もオーダーしてみました。
見た目は純印度式カリーよりも赤っぽくて、味は純印度式カリーよりも濃厚で、こちらもすごく美味しかったです。そして牛肉もとても柔らかくて食べやすかったです。ついでにお米もツヤツヤですごく美味しかったです^ ^
新宿中村屋 -Manna-店舗詳細
住所
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目26−13 新宿中村屋ビル B2F
定休日
1月1日
営業時間
11:00〜21:00(ラストオーダー 20:15)
※2021/10時点(コロナウイするの影響等で変更になる可能性もありますので最新情報をご確認ください)
【新宿中村屋 -Manna-】
▶︎Webサイト:https://www.nakamuraya.co.jp/manna/
100年の歴史を感じる優しくて奥深い味が印象的でした^ ^
新宿中村屋さんは2017年に"純印度式カリー"の発売90周年を記念して、インドの首都デリーの隣町グルガオンに「ありがとう」と日本語で表記した巨大看板広告が掲示されたこともあったようです!
これが100年前から日本人に愛されてきたインドカレーの味なんだと思いを馳せながらのすごく楽しい食事でした!みなさんもぜひ長年愛されてきた純印度式カリーをぜひ味わってみてください!